カテゴリ:診察のはなし の記事一覧

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2009年12月 いい知らせと悪い知らせ

たった3日で終わった入院生活。


そこから病理の結果が出るまでに、2週間ほど待ちました。


ちなみに、傷の経過はまったく問題なし。

ただひとつ難を言えば、
術後しばらくは、腫れて元の大きさとあまり変わらなかった左胸が、

時間の経過とともに、腫れが引き、足りなくなってしまった部分が
明確にわかるようになってしまったこと、でしょうか。


少なからずのショックでした。


「温存で残せるんだから、平気(´∀`)」

と思っていましたが、いざ減ってしまうと、それはそれでやはり哀しくなるものです。


腫れが引いてからしばらくは、
お風呂に入るたび、鏡で胸を見るたび、
ちょっぴりせつない気分になってました(;_;)



で、病理の結果を聞きに行く日。


何の疑問もなく、ひとりで聞きに行きましたら、

「ひとりで来たの?(゚д゚)」

と先生に驚かれてしまいました。

「えっ、ひとりじゃいけなかったですか(゚д゚)」

思わず、聞いてしまいます。

「いえいえ、問題ないですよ」

みなさん、こういう結果は家族と聞きにいらっしゃるようです。

でも、うちは、わたしのことなので、わたしがちゃんと聞く、という考えなので、
家族が付きそうっていう発想自体、ありませんでした。

夫も、最初っからついてくる気、ナシです。

逆に家族がわたしの立場だったら、わたしは強引にでもついていきますがね。


先生は、くるりとわたしの方を向くと、


「いい知らせと、悪い知らせがあります」


とおっしゃいました。


いい知らせと悪い知らせ。


よく聞くフレーズです。

それがまさか、わたしの身に降りかかってこようとは。


今日、この日に結果を聞くまでに、ネットでいろんなことを検索しまくって、
わたしの頭はパンパンになっておりました。


幸い、わたしはシコリの大きさが1センチ弱と小さかったですが、

「もしかしたら、顔つきの悪いガンかもしれない」
「もしかしたら、センチネルのリンパから、転移が見つかってるかもしれない」
「もしかしたら……」
「もしかしたら……」
    ・
    ・
    ・
    ・


と、最悪の事態ばかりを考える始末。


そんなところへ、「いい知らせと悪い知らせ」です。


心臓がドクンと跳ね上がりました(゚д゚)


「まずはいい知らせからお話しましょうか」


「は、はひ…」


「ガンの顔つき、
これはグレード1の大人しいガンでした」



パンパカパーン!


うれしい言葉です。


一番、気になっていたところなので、心から安堵しました。


では、悪い知らせとは?


「実はですね、
切り取った組織の端っこからも、
ガン細胞が見つかりまして」


──は?



は?


(゚д゚)?



続きます。

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2009年11月 20歳のときからガンだった?(゚д゚)

今回は、なかなかにショッキングだったお話をしたいと思います。


手術の予定が早まって、術前検査のために診察に訪れたときのことです。


手術の説明を受けて、そのあとに、ふと気になって聞いてみたんですね。


「先生、乳がんになってしまった原因はなんですか?」、と。


というのも、その頃から5年ほど前、一人目の子供の授乳中は、
母乳が詰まりまくって、頻繁に乳腺炎を引き起こしていたんですね。

で、詰まっているのは、当たり前で、今とは別の意味で、
一日中、おっぱいのことを考えてはため息をついている始末で、
それが、もしかして、今回の乳がんの原因になったのかなあって、気になっていたんです。


当時のことを知る人たちから、「ほら、あのときのが…」って言われてもしましたしね。


ですので、そのことを先生に伝えて、「…それが原因だったりしますか?」と尋ねたら、

「関係ありません」



即答でしたヽ(´▽`)/


あまりの即答っぷりにちょっとビックリもしましたが、
「じゃあ、なんでしょ?」と聞くと、
今度は、言葉を濁して、


「う~ん、原因はハッキリとはわからないですよね。
環境ホルモンの影響だという説もありますが…」


ははあ、なるほど。やっぱりわからないのかー。


「じゃあ、いつごろにガンになったんでしょうねー?」



実はこれ、すごーく軽い気持ちで尋ねた質問でした。

一番聞きたかったのは、乳がんの原因の部分でしたから、
正直、話の流れでなんとなく聞いたっていうか、そんな感じで。

そうしたら、

「うーん、タブン、20歳くらいの頃じゃないかなあ」


Σ(゚Д゚) は?

(゚д゚)は?



今、なんと?



「乳がんって、とてもゆっくり進行するガンなので、
今の大きさから逆算すると、
あなたの胸にがん細胞が発生したのは、20歳くらいだと思います」


絶句でした。


その存在がわかってからは、
わたしを苦しめる憎きヤツ、と思っていたのに、


16年も、苦楽をともにしていたなんて(゚д゚)


途端に、妙に親近感が湧いてきます。



ホントに、すごく不思議な気持ちになりました。


確かに、ひとつのがん細胞が、
1センチの大きさに成長するのには、それなりの時間が必要だとは思います。
けど、まさか16年……(゚д゚)


なんでしょう、変な考えですが、それだけ長いあいだを共にしてきたソレを、
そう簡単に切り取ってしまっていいんだろうか、とさえ、思いました。

いや、いずれは本体を死に至らしめてしまう存在なのだから、
切り取っていいに決まってますが、
そのときは、混乱して、そんなことを思っておりました(´∀`)


今にしてみると、笑い話です( ´▽`)ハハハ

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2009年11月 手術の予定が早まったヽ(´▽`)/

手術を待つあいだは、ネットでの情報漁りの日々でした。
毎日、ネット上に書かれたどなたかの記事を読んでは、一喜一憂する日々。

いろいろな方の体験、思いを読んでいくうちに、次第にわたしも腹が座ってきます。

読んだ中で、一番、心を落ち着けるきっかけとなったのは、
乳がんについて書かれた1冊の本でした。

その本は、特別な闘病記というものではなく、
ごくごく一般的な乳がんの症状や治療について書かれたものでした。

その冒頭に書かれた、言葉に、とても心を打たれたのです。

って、どんなだったかなあ(^_^;)

えーと、確か、こんなことが書かれていたと思います。


  がんを受け入れるのは、死を受け入れる過程に似ているといわれています。
  まず、最初は、いきなり降って湧いた事実に、やり場のない怒りや哀しみを感じるでしょう。
  けれど、それでいいのです。
  人によって期間は違いますが、
  必ず受け入れられる日がやってきます。
 だから、安心してください
 ──云々。


なんでしょう、この一文が、妙に心に響き、
「あー、これでいいんだー」と肩の力が抜けた覚えがあります。


逆に言うと、それまでは、力入りまくって、歯を食いしばっていたんだなぁ、と。


この日を境に、わたしの気持ちはずいぶん楽になりました。
ジタバタしててもいいんだって、ね。
なんか、どこかでそんな自分をみっともないと、思ってたんでしょうね。

うつうつ


だから、歯を食いしばって、平然を装っていたのかも。


とまあ、その話はさておいて。


手術が、12月と言われて、1週間くらいしたある日、
病院から電話ががかかってきました。

「手術のキャンセルが出たから、予定を早められるよ」

うれしい知らせです。

なんでも、予定の12月の何日かより、2週間ほど早く手術を受けられるのだとか。

2週間。

たった2週間ですが、気持ち的には、悪いものは一刻も早くとってしまいたいですから、
二つ返事で、お願いします。


となると、次に必要になってくるのが、術前検査です。

術前検査と、手術の説明と併せて、診察の予約を入れます。


この電話と、術前検査のあいだに、CT撮影があったのですが、
ちょうど風邪で体調を崩していて、
撮影自体はスムーズに済んだものの、その直後から、プチプチと蕁麻疹が少し出てしまいました。

「ちょっと、かゆいでス」

と言うなり、看護師さんや、技師の方や、
さらにはドクターまでもがワラワラと集まってきて、ちょっとビックリ(゚д゚)。

造影剤によるアレルギーでショック状態になるのを警戒してのことだったんでしょう。
「様子がおかしいようなら、救急で来てください」と言われ、さらにビックリしてしまいましたが、
結局、プチプチだけで収まったので、一安心でした。


しかし、造影剤ってなんでカラダに入れると、温かく感じるんでしょうね。
なんだか、不思議でもあり、不気味でもありました。

そして、それで撮影された自分の輪切り画像にも、これまた(゚д゚)ビックリするのですが、
その話は、また次回に綴ってみたいと思います。

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